2017年11月22日水曜日

11/21研修会の報告

研究所スタッフ&色彩心理学療法士の水木です。
本ブログにて昨日に開催された研修会の報告をさせていただきます。

*概要*
1. 自己分析発表3作品<色水づくり〜好きな色・嫌いな色〜>〜ケーススタディ
2. ライブ実習授業(内容非公開)*今後も内容は参加者のみに公開とさせてもらいます
3. 円塗り(16色クレヨン)ワーク<テーマ:快・不快>

参加者の感想文(一部抜粋)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・今日も得ることの多い時間でした。これが自分自身の血となり肉となるのだと心から思えます。
・思ったようにいかないことがほとんどですが、この時間だから全てかなぐり捨ててでも何か自分のものにしようとできるのであって、他ではこのような機会はまずありません。
・研修会を終えた今、なかなかことばにできることがみつからず、苦悩している・・・・。
・自己分析の発表では、自分が何に執着しているかということがだんだんとうきぼりになりつつある。
・少しずつ自分の姿というものに気づき、そうなんだと自分で納得できる場であることはまちがいない。
・ライブ実習授業では、自分の中から絞り出せるものを出して見た。自分のことはうまくいったとはあまり思わないが、他の人のものを聞くことは大変参考になった。その人なりの持ち味というものがあって、それが伝わってきた。
・ライブ実習授業ができたことはとてもよかった。それぞれの立ち位置がわかったし、それぞれなりに最善を尽くしていることがわかった。
・自分のやり方を変えることはなかなか難しいことですが、それでもこうして他の方とシェアすることで、そのやり方にはまりすぎず、常に揺さぶられながら行くことを学んでいます。
・できるだけ周りについているものを削ぎ落として、核の部分でやっていけるような自分になりたいと思います。
(以上)
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この研修会を開催するとき、今の療法士に何が必要なのだろう、と無い頭で考えます。身に付けたいことほど、なんども繰り返しやることが必要だとはわかるようになりました。なんども同じ道を通っているけれど、1日前に通った道とは実は何かが違っているというような小さな変化が、私たちの生活なのではないかと思います。積み重なったものによって、気づけばだいぶ変化していたな、というようなことがあるようにも思います。
自己分析は家で考えたり生活の中にまで持ち込んだりして知りたいことや自分の中の執着を、自分を通して追求していゆくことができ、自分の全体で生きるということに繋がるのではないかと思いますし、ライブ実習授業はその時の力(瞬発力のようなもの)が問われるので、何(知識、理論、実践力、人間力、創造力など)が自分に身についているか身についていないか、今自分がどの場所に立っているかということが知れるように思います。また、他者の身についたものを見られることも苦悩であり喜びであり活力となるように思います。
各々に個性のようなものが色彩心理学療法士にはありますが、良かろうが悪かろうがそれが伸びてゆくもので、対極にあるものを引き寄せたりもするのだとも思います。
今のこのような研修会のやり方がいいのか悪いのかわかりませんが、受講してくださっている方々の気持ちに添いながら、できる限り現場の役に立つものを、療法士たちの活力になるものを、多少辛い試練になろうと開いていきたいと考えていますので、色彩心理学療法士の皆さんはぜひ、各々の個性と悩みや激しさを持ち込んで、同志で語り合い、切磋琢磨していく場として集ってください。私一人の力では何も成せません。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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